
ゲームストップ株価騒動とは何だったのか
ゲームストップ(ゲーム小売)やAMC(映画館事業)は、コロナ禍により業績が不安視されていた。
ヘッジファンドは空売りを仕掛けており、これにネット内のトレーダーたちが反発した形だ。
映画館などは瀕死状態、業績も悪化しているのは誰もが分かっているので空売りにより、大きな株価下落を予測し、ファンドが売っていた。
しかし、これに反発したトレーダーたちが株価掲示板でゲームストップを買い支えることを画策。
ゲームストップは流通している株式少なく、少ない株券をトレードしたことで大きく値上がりすることとなった。
ロビンフッドが取引中止、暴落
アメリカで新しく出てきた証券会社がロビンフッド。
特徴は、手数料が無料だということ。
個人トレーダー利用者が急増し、現時点で収益源が不明だがIPOを目指しているとされる。
株式取引は数日程度、証券会社が決済できるまで持ち出しとなる。
よって、ロビンフッドの規模ではトレードに対する保証金が不足し、トレードできなくなったとされている。
しかし、トレーダーはロビンフッドなどを利用し、トレードしていた為に暴落を引き起こしてしまった。
詳細についてはバフェット太郎氏が動画で説明をしている。
ヘッジファンドへの味方をするのか批判もあるが、公聴会を開くことに
日本の5ちゃんねる(2ちゃんねる)にあたる投稿サイト redditの株取引コミュニティでのやり取りで一時25倍まで株価が値上がりした。
SEC(米国証券取引委員会)なども事態を重く見ており、監視するとコメントを出している。
大きな政治力を持つヘッジファンドは今回の問題について批判を行っている。
が、しかし、一方でファンドへの批判が根強くあることから公聴会を開き、ロビンフッドやヘッジファンドの意見を聞くこととなった。
ただ、規制するとしてもネット上で不特定多数の人間が突発的に行った行為でありインサイダーや風説の流布などで取り締まれるのか注目される。
ある意味、ネット上で意図して情報を流し、株価操作できてしまうことにもなる。